バイオコードによる河川池浄化の原理
バイオコードを用いた河川池浄化の方法は、河川が本来持つ「自浄作用」を基本とする生物処理法です。
すなわち、河床の砂礫や水草等の表面に付着生息している微生物膜に流水が接触し、流水中の汚濁物質である有機物等がこれらの微生物の作用によって酸化・分解される現象を利用したものです。
水路内に設置されたバイオコードには水中の微生物が大量に付着し、水中の汚濁物質を効率良く分解します。
これらの微生物はワムシやミミズの餌となり、最終的には魚が捕食。この「食物連鎖」によって汚泥の発生も抑制されます。